古いお墓がいっぱいある墓地の再整備

小野田大治

2020年03月14日 07:00

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

ご実家のお母様が亡くなり絶えてしまうお墓の再整備です。

この家はもともとご長男さんが跡を取る予定でご次男さんは実家を出て婿養子に行っています。

お母さんの100ヵ日と春彼岸も来るのでその時に合わせてのお墓の再整備をしました。

この場所には古いお墓が30基ほどありました。

写真は一部です。






当初は1基を残し新規墓誌を建てるお墓仕舞いで現地に行きました。

全体の写真では分からないのですが外柵も無くお墓の下の土も流された場所もありいつ倒れてもおかしくない状態でした。

跡がないので簡単な整備をとお思いでした。

少なくとも外柵で囲って綺麗にそして土が流されて倒れないようにした方が良いですよとご提案をさせていただき延べ石で囲う事になりました。

古いお墓はすべて撤去する予定でしたがなんだかんだとあって結局昭和時代に建てられたお墓は段を減らして残すことになりました。

それにともないお花立てと線香ロウソクが一緒にできる花つぼも設置し、那智黒石を敷いくことになりました。

完成後



今回は工事に行くたびに見に来ていただき進捗状況を確認していただいたり

ご自身がお経を書いた紙を持ってきてお墓の下の土を取られたりしました。

この様な状況でぽつっと

「お母さんもお墓をずっと整備したいと言っていたのが叶ったわ」

そう言われると仕事をしていて良かったと思える一瞬でした。

お墓参りが大変だと言われる今の世の中でもやっぱりお墓を必要としている・大切にしたいと思う方はいらっしゃると言う事を実感しました。

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