お彼岸ですね。

小野田大治

2019年03月20日 08:00

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

お彼岸ですが、平安時代の中頃に始まったとされています。

これは、仏教の宗派のひとつである浄土教(浄土思想)の影響を強く受けています。

極楽浄土ははるか西のかなたにあると考えられています。

理由は太陽が真東からのぼって真西に沈んでいく、春分の日と秋分の日は我々の世界である此岸と、仏様の世界である彼岸が、最も近づく日であると理解されるようになりました。

この時にお参りをすることで、ご先祖様だけでなく自分自身も西のかなたの極楽浄土へ到達することができ、ご先祖様や故人への思いも最も通じやすくなると思われました。

この事でお彼岸にはご先祖様の供養のためにお墓参りをするという行事が定着しました。

そもそも仏教が伝わる以前から、日本にはご先祖様や自然を崇拝する風習がありました。

自然への信仰、つまり太陽への信仰を指していた「日願」が仏教の彼岸と結びついたという説もあるそうです。

よく、顔の知らないご先祖様は・・・と言う話は聞きます。

ご先祖様があって私がある。

その逆に私たちがあることでご先祖様があり、そして見たこともない親戚がいる。

そのどちらかが欠けてもなりたちません。

ご先祖様・私・子ども、この繋がりが出来る方は出来るだけ大切にして欲しいものです。

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