お墓開きの時に使ったサラシの行方

小野田大治

2020年06月03日 16:57

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

昨日はお墓開き&納骨が2件連続でありました。

たまたま住職との時間の都合がついたとか建てた方のお誕生日だったとかコロナの影響でお墓を建てる件数が減っているのに同じ日に納骨をされるお客さんが居るとは偶然とは恐ろしいと思いました。



さて上の写真を見てお分かりになるかと思いますがお墓開きの時には一番上の石に白い布(サラシ)が巻いてあります。

これは先祖の霊が入る前に悪霊等が入らないようにするためのものです。

その上、実際に巻いてある布(サラシ)にご先祖様の霊力が宿ります。

このサラシで腹帯を作ると元気な赤ちゃんが生まれてくると言う言い伝えがあります。

今回、参列者には高校生の女の子もいました。

この事をお祖母さんが伝え使うかどうかたずねたら使っても良いよと言う返事が。

今どきではそんな予定はないしと言われて断られることしかありません。

よっぽど亡くなられた故人との関係が良かったのだと思います。

うちはもうお墓が有るのでこの様な機会は無いのですが、もし同じ立場だったら果たしてやってくれるのか自信がありません。

ちょうどいい事にまだ幼児なので、やってくれるようないい関係を結んでいかなければと思う納骨でした。


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今日の家紋 丸に木瓜(もっこう)
胡瓜の切り口説から・地上の鳥の巣の案説が有りますが多くの御簾の帽額(もこう)に使われた文様にも使われているのでそこから転じた家紋だとも言われています。
新選組の沖田総司が使っていたと言われています。

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