延べ石の設置

小野田大治

2019年07月24日 15:22

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

昔ながらの間知石の上に延べ石を設置してきました。

実はこの延べ石は外れやすいです。ですので当社としてははずれても少しずれるぐらいになるようにひと手間かけています。

一番メインなのは間知石に穴を開けて鉄筋を入れます。



後ろと横だけしか映っていませんが、反対側にも同じように穴が掘ってあります。

もちろん上に載る石にも両端に2か所づつ掘って有ります。

この鉄筋が支えとなり、もし外れた時にそれ以上は移動しなくなります。

この事で上に載っている延べ石がころりと転がり落ちることを防いでいます。

それ以外にも石と石との合わせ面にゴムを丸く切り抜いたものを用いてその中にコーキングを入れます。



この事で外部からの劣化する元である、紫外線や水を一層入れにくくしてあります。

ちゃんと目地も埋めて有れば大丈夫なんじゃない?と思いませんか。

目地は紫外線でだんだん減っていきます。一概には10年と言いますが、条件が悪ければ5年ほどでだいぶ細くなり効果が無くなってきます。

少しでも効果を長く持たせようとするとこのように実際に停める役割をするコーキングをガードしないといけないのです。

もちろんコーナー金具を入れてあります。

写真では分かりにくいかも知れませんが、金具を留めるアンカーが写っています。

まずは値段ありきの石屋さんではこの様にそれとなく、見えない工夫をやらない可能性があるので注意が必要です。

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