墓地の管理費の意味合い

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

業界紙のコラムでお寺さんが作った墓地で「永代使用料だけでそれ以外は一切かかりません。」この様な墓地が増えていくのではないでしょうか。と言う記事が載っていました。

これは１回支払えば済むので良いんじゃないかと思うかもしれません。

永代使用料はその霊園を造るためにかかった費用である場合が多いです。

その後の維持管理費は基本的に含まれていません。もちろん造成費以外にも多少の維持管理のための費用も含まれています。

ただ、これからの分はそんなに多く含まれていませんし、すべて埋まってしまえばその後の収入はありません。ですのでいずれは維持管理が出来なくなります。

と言うことはいずれ無くなってしまう可能性もあるのです。

今回の記事は境内地に有る樹木葬が管理料がかからないお寺が増えてきそうだ。と言うことは檀家が有ってその人たちの努力でお寺が維持されるのに檀家をないがしろにしていないか、そしていずれは檀家そのものも離反してお寺（樹木葬）が維持できなくなるところも増えるのではないかと言うことです。

寺離れと言われていてもまだまだお寺は檀家によって維持されています。

ここで今支えている檀家も居なくなれば、ほとんどのお寺は無くなり観光地にあるお寺しか残っていなくなる可能性は十分にあります。

ここ数年で供養の仕方や考えがいろいろと出て来ています。

これからもまだまだ次の埋葬の仕方への転換が続きどのような形に落ち着くのか分かりません。

ですので、今あるお墓は大切にした方がいいのではないでしょうか。

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