2018年10月31日

台風で倒れた灯籠の直し

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

神社を管理されている自治区の区長さんから灯籠が倒れたので見に来て欲しいと連絡がありました。
残った灯籠
落ちた灯籠
直し中の灯籠


行ってみると9月末に来た台風で台風で折れた木にあたり灯籠が倒れたそうです。

火袋と言うロウソク等の明かりを入れる部材が破損しその部材を作成し灯籠を立て直しました。
建て直し後の灯籠


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交差点の角の石屋さん
お墓・終活・石製品についてなんでも質問に答えます。
質問の有る方は(有)小野田石材までお問合せ下さい。
電話 0565-32-2427
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Posted by 小野田大治 at 09:00 │コメントをする・見る(0)石に関する事

2018年10月28日

納骨

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

今日は納骨でした。

納骨ってどのタイミングでおこなうの?っとよく聞かれますが色々なパターンがあります。

すでにお墓のある方。

この場合は四十九日や百か日におこなう事もあります。

もともと亡くなった後にあの世でどこに極楽へ行くか地獄へ行くかは7人の仏様に各7日間ごとに審理をして審判がおりるのに49日かかると言われておりそれに合わせて納骨と言う事もありました。

なのでよく四十九日までにお墓を建てて納骨をせなあかんよ。っと言われるのはこのような理由です。

お墓のない方。

実際に墓地が無かったり募集の期間が決まっていたりと必ず四十九日までに建てられるとは限りません。

そしてしっかりとした基礎作って出来るだけ十年~二十年それ以上の長持ちをしたいと思われる方も大勢いてそれを考えるとすぐにお墓は建ちません。

この場合は初盆や春・秋の彼岸もしくは一周忌を目安にお墓を建てられる方が多いです。

今日の納骨の風景


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Posted by 小野田大治 at 10:38 │コメントをする・見る(0)お墓について

2018年10月26日

稲田石の採掘場(丁場)

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

稲田石の丁場の全体はこんな感じです。

稲田石丁場全体

実際に採掘する直前はこんな感じになります。

稲田石岩盤

ちょっと変わりづらいですね。高さは人の背丈の2倍ぐらいになるので3m長はあると思います。

バナー切り

この穴はなんだと思いますか。

ガスバーナーで石を焼いて切った跡です。もちろん熱を加えるのでこの穴の両脇10~20センチは使い物にならず当然のことながら破棄します。道具は下の写真です。

バーナー道具

本来はそんなに長くないのですが、下の方まで火を当てるため道具を繋げてゆき底まで届く長さになるとこれぐらいの長さになります。

その後、トラックに載せれる大きさに割ります。その割った石ですが・・・。

悪い石

この写真では分からないかも知れませんが現地でよく見ると赤い点々が・・・。

この点々が鉄分が多すぎて時間とともに酸化が進み赤い点がくっきりと出てきます。もちろんこの石は使えないので当然破棄。もしくは砕いて港まで持っていき、ただで良いので砕石として使って下さい。埋め立て用に使って下さいと全く価値のない石です。

こうゆうことを考慮するとせっかく掘り出しても使えない部分がけっこう有りどうしても石製品は高くなってしまいます。

そして使える所の最終はドリルで穴をあけて写真のようにくさびを打ち込んで。

くさびを打ち込む

ぱり~~~んと割ります。

割れた後


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2018年10月24日

お墓の正しい耐震施工の仕方

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

昨日ですが日本石材産業協会のストーンアシストと言うイベントがありその中で(有)匠栄技研の本橋さんによるコーキングを使った建築基準にそった耐震施工の仕方のセミナーを受けてきました。

本橋さん

知ってましたか、お墓は建造物ではないので耐震基準と言うものが有りません。

ですので、石屋さんによって施工方法が全然違うんです。

石屋さんでよく耐震効果が分かる動画を載せたHPを見る事もあります。正しい施工をしなければその効果が切れるのは早く安心できません。

実は写真を撮っても良いと許可は得てますが講師から掲載は禁止と言われていますが手元に写真があるので差しさわりのなさそうな所のみの1つだけ書きます。

お墓の目地に耐震用ボンド(コーキングがついています。

私を含め普通の石屋さんだと何気に目地コーキングを施工します。

すると、下記のような写真の状態になります。

失敗コーキング

これだとコーキングの奥行の厚みが均一ではなくどうしても強い所・弱い所の差が出てしまいます。

表面から徐々に劣化をしていきある所は数年で効果が切れます。そうなると十分にある所も触れないはずの空気や水、そして一番の大敵な紫外線に当たり劣化スピードが速くなります。

そこをうまく均一に塗布することで耐用年数も十分に持つことになります。

この様なことをよく理解している石屋さんに頼むとより効果が増し、自然災害に強いお墓になるのです。

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Posted by 小野田大治 at 09:00 │コメントをする・見る(0)お墓について

2018年10月11日

稲田石の場所

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

今度は稲田石です。

大雑把な場所は

稲田石地図大

なぜ大雑把な地図を出したかと言うとちょっと離れたところに羽黒青糠目石の丁場も有ったからです。

さすがは御影石の一大産地である茨城県。比較的近くに色々な種類の石が採れます。

で今回見に行ったのはたくさんある丁場のなかでも友常石材さんの所へお邪魔しました。

友常石材丁場

この石の特徴は目の粗い真っ白い石になります。通称白い貴婦人と言われているそうです。

目の粗い石と書きましたが目がとても粗いだけに結晶が大きく摩耗することが少ない特徴があります。それだけ石が丈夫いことになります。

綺麗な白石と言う特徴以外にもいっぱい取れる事もあり、皇族御陵に使われたりしています。

摩耗の少ないので東京駅の丸の内口の敷石にも使われている由緒正しい石になります。

ここの丁場はふもとに稲田禅房西念寺と言う親鸞聖人が関東での普及活動をした拠点のすぐ近くです。


国産銘石アドバイザー研修



真壁の工場

稲田石の採石場(場所)

稲田石の採石場(丁場)

稲田石の工場



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2018年10月09日

真壁町の工場

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

真壁の丁場(採石場)に引き続き今度は現地の工場です。

基本的な行程はどこも大して違いはないのですが、地域によって重要視される所が違います。

真壁など関東圏へはマカネと言って直角を大切にする地域であり、名古屋付近は不思議と丸みを帯びた部分が多いです。

それだけこだわりが違い、それにともなって行程がちょこっとづつ違います。

まずは大口径のカッターで100インチあります。これにとても固いものを切るので人工ダイヤの歯ををつけてゆっくりと石を切っていきます。

ちなみにこれにつけるダイヤの歯は全部つけるといくらになるか分かりますか?


このサイズですと・・・・・




だいたい100万円を越します。


道具代もばかになりませんね。

さて、大口径から順番に切り下して最後には磨きに入ります。


あら、イケメンのお兄ちゃんが研磨機で磨いています。

研磨機(真壁)

こっちにもイケメンのお兄ちゃんが

磨き(真壁)

最近では定年間際の熟年工しか居ないかと思ったら格好いいお兄さんが磨いていました。

なんでも若い職人さんと養成工の方だそうです。

そしてベトナムイケメン兄ちゃんも
オフカット(真壁)

こちらは海外からの研修工になります。

オフカットと言う手で扱うタイプで綺麗に切っておりカットする部分だけ綺麗に切り下ろしています。

手慣れた感覚であっと言う間に綺麗に加工しており、私よりよっぽどか上手です。

真壁一の大きな工場で、脱帽してしまいます。

国産銘石アドバイザー研修



稲田石の採石場(場所)

稲田石の採石場(丁場)

稲田石の工場


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2018年10月08日

子ども消防士

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

今日は仕事の話ではなく消防団に入っているので地区の交流館でおこなわれた逢妻ふれいあまつりに参加してきました。

やってきたのは消防署から子供用の防火服とレンジャー服を借りてきて消防団用の消防車(積載車)のまえで記念撮影。

逢妻ふれあい祭り準備

天候が不順でこども園や小・中学生の出し物はなくなり人が集まるのかしら~と不安でしたが、少ないなりにまあまあの人出でした。

写真はモザイクがかけていますが来てくれた子どもはものすごく喜んでいました。

こども

そして普段は閉めてある所も開け、ホースが収納してある場所や仕方も見てもらい大人も関心を持ってみてもらえ、少しでも消防団に興味を持ってもらえる人が増えたかな~っと期待しています。

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Posted by 小野田大治 at 08:06 │コメントをする・見る(0)イベント

2018年10月04日

真壁石の採石場

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

国産銘石アドバイザー研修で真壁石の丁場(採石場)へ見学に行きました。

場所はここになります。

真壁石と言っても種類は中目と小目(こめ)の2種類があり、取れる所が違います。

そして近くにはやさとみかげの丁場もあり、一つの山を挟んで石の名前が違います。

真壁地図

これは石の出来る鉱物の種類がちょっとづつ違ったり、成形するときの圧力や水分量などの微妙な環境の違いから模様だったり色合いが少しづつ違ってきます。

それを丁寧に分けると中目だったり小目だったりと違う種類になるのです。

見学に行った丁場の石を取っている所は真壁入り口付近
採っている場所

当日は雨が止んだ後でぐちゃぐちゃで近くまで行けませんでした。

いつでも石を採りに行ける訳でもなく、使えない部分も多くあるのでどうしても石は高くなるのです。

国産銘石アドバイザー研修

真壁の工場

稲田石の採石場(場所)

稲田石の採石場(丁場)

稲田石の工場


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2018年10月01日

国産銘石アドバイザー

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

国産銘石アドバイザーとは国産の石の特徴をきちんと理解して皆様へ伝える事ができ、皆様へのお墓を建てる時に適切に相談に乗ることが出来ます。

石の事を良く知ろう!!と言うことで

茨城県の真壁石と稲田石の採石場と現地の石屋さんへ見学へ行ってきました。

詳細は後日の記事で書きますのでそちらを参考にしてください。

まずは真壁石。



真壁石はお墓でもよく使われる石で愛知県で取れる石に似ているのでよく使われる石です。

当社でも1年に1基は建てる良い石になります。

特徴としては高硬度で密度も高く吸水率も低い石で研磨の光沢に優れています。

あえて付け加えるとしたら国産材では安い部類になるのでお求めやすい国産材かと思います。

そしてお墓としては福沢諭吉や川端康成・山本五十六のお墓として立っています。

それ以外にも旧赤坂離宮迎賓館や国会議事堂などの建物に使用されています。

稲田石



こちらはどちらかと言うと墓石用の石ではありません。

墓石用ではないですが特徴として形成されている鉱物のサイズが大きいので摩耗や劣化が少ない石になります。

ですのでお墓の周りを囲う石として使われることが多いです。

それ以外にも硬いと言う特徴から東京駅の敷石や日本橋の材料に使われています。

といっても綺麗な白石なのでお墓にも使われています。

それは夏目漱石や納谷治五郎。そしてなんといっても皇族御陵にも使われているそうです。

実は天皇家のお墓にも使われる由緒正しい石でも有ったのです。



真壁の工場

稲田石の採石場(場所)

稲田石の採石場(丁場)

稲田石の工場

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Posted by 小野田大治 at 08:14 │コメントをする・見る(0)石に関する事