2018年10月09日

真壁町の工場

交差点の角の石屋さんの小野田石材です。

真壁の丁場(採石場)に引き続き今度は現地の工場です。

基本的な行程はどこも大して違いはないのですが、地域によって重要視される所が違います。

真壁など関東圏へはマカネと言って直角を大切にする地域であり、名古屋付近は不思議と丸みを帯びた部分が多いです。

それだけこだわりが違い、それにともなって行程がちょこっとづつ違います。

まずは大口径のカッターで100インチあります。これにとても固いものを切るので人工ダイヤの歯ををつけてゆっくりと石を切っていきます。

ちなみにこれにつけるダイヤの歯は全部つけるといくらになるか分かりますか?


このサイズですと・・・・・




だいたい100万円を越します。


道具代もばかになりませんね。

さて、大口径から順番に切り下して最後には磨きに入ります。


あら、イケメンのお兄ちゃんが研磨機で磨いています。

研磨機(真壁)

こっちにもイケメンのお兄ちゃんが

磨き(真壁)

最近では定年間際の熟年工しか居ないかと思ったら格好いいお兄さんが磨いていました。

なんでも若い職人さんと養成工の方だそうです。

そしてベトナムイケメン兄ちゃんも
オフカット(真壁)

こちらは海外からの研修工になります。

オフカットと言う手で扱うタイプで綺麗に切っておりカットする部分だけ綺麗に切り下ろしています。

手慣れた感覚であっと言う間に綺麗に加工しており、私よりよっぽどか上手です。

真壁一の大きな工場で、脱帽してしまいます。

国産銘石アドバイザー研修



稲田石の採石場(場所)

稲田石の採石場(丁場)

稲田石の工場


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Posted by 小野田大治 at 09:00 │コメントをする・見る(0)石に関する事