2012年08月30日

採掘現場の状況~~その2~~

採掘現場の状況~~その1~~でも書きましたが、採掘現場はどこの国に行っても環境問題が深刻化しています。

⑤バングレーの丁場があるカルナタカ石材協会が政府に団体交渉中。
 (森林境界100mルールは、カルナタカ州だけ。隣のタミルナドゥ州では30mルールを適用している。)
⑥カルナタカ石材協会の交渉案は、100mルールを50mにできないか?
 
100パーセント採掘が止まったままかというと断言は出来ないですが、進展があったとしても、近々で供給が開始されそうもない状況にだそうです。


インド材だけでなく、中国材でも不安定石種が増えてきました。名前が通っている石や、普段何気なく使って頂いている石でも、実は不安定になりつつある石は多くあります。
実際、今一番お値打ちな石はあと数年で採掘は終わり、原石が亡くなり次第終了となります。
一番安定していた石なので今後、どのようになるのかは分かりません。  


Posted by 小野田大治 at 20:05 │コメントをする・見る(0)石に関する事

2012年08月25日

採掘現場の状況~~その1~~

ニュース等で外国産の石が多く使われるとでますよね。
ニュースだけではなく最近、お墓を建てた事のある方なら皆さん良く知っていると思います。

でも、中国やインドの採石場の現場の状況を知っている方は少ないと思います。

と言う事でインド材でよく使われるバングレーと言う丁場の状況をピックアップしてみたいと思います。


<バングレーの調査情報>

①バングレーの丁場があるカルナタカ州では、森林境界から100m以上、離れた場所でないと採掘を認めないという規定あり。

②バングレーは100m以内で、正規の採掘は不可能。新しい原石は、市場には供給されない。

③バングレーの所在地BELLARYでは、環境上の手続きだけでなく、公害、汚染防止の手続きをして許可されないと採掘不可。

④上記の問題で、許可が下りないので、採掘はストップしている。

インドなんて環境問題なんて気にしてないんじゃないの?ってお思いの方も居るかも知れません。
日本の丁場(こうば)も昔は環境なんて考えていませんでしたが、今では騒音問題や粉塵等いろいろな規制がかかっていますが、諸外国も同じように環境に配慮をしています。

~~その2へ続く~~  


Posted by 小野田大治 at 19:27 │コメントをする・見る(0)石に関する事

2012年08月06日

十三重の塔

六月頃に建てた十三重の塔ですが、やっとこさ写真を撮ってきたのでアップします。

この塔は置き場所がなかったのか家の片隅に放置されていた物ですが、お爺さんが亡くなったのでお寺さんへ寄付されたものです。

5mぐらい高さがあり、いい感じでコケなどが付いているので山門脇に設置していい感じになりました。


文字の彫り方や、傘の形など、いつの時代に作られたのかは微妙に分かりません。
もしかすると色んな時代からピックアップした物かもしれません。

それにしても古いものは古いものとしていい色がでますね。  


Posted by 小野田大治 at 11:29 │コメントをする・見る(0)石に関する事

2012年08月04日

お墓の相談会

市営の古瀬間墓苑新規墓地募集が始まりました。
応募なんて一生に一度あるかないかなのでほとんどの方は分からないと思い、お墓の相談会として執り行いました。

講師は弟が行い、私はこっそりサポート役で、過去の経験から具体的に墓所の説明&選び方をお話ししました。


そしてお墓の話をして、質疑応答へ。

中国産と国産の違いの質問が有ったのでぶっちゃけてお話をしていました。
ぶっちゃけ過ぎだ、弟よ…。  


Posted by 小野田大治 at 12:01 │コメントをする・見る(0)お墓について